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多床室の個室化改修の工事内容と補助金で認められる工事範囲
2023.03.27
多床室の個室化改修工事の具体的な工事内容についてお話しします。
工事内容としては以下のようになりますが、パーテーションを取付けることにより発生する付帯工事も、ほぼ補助金で認められることが多いようです。
①解体工事 パーテーションの下地補強、消防電気設備の増設があるので天井を解体します。
②パーテション工事
③消防設備増設、移設 パーテーションを取付けることにより、消防法では個室とみなされます。スプリンクラー、火災報知器、非常用スピーカーの増設、移設が必要になります。
④電気設備工事 パーテーションで仕切るので、各個室に照明、換気設備が必要になります。
⑤内装仕上げ工事 解体した天井の復旧、解体したことにより壁、床を傷つける場合は、仕上げ工事が必要になります。
⑥家具移設、増設 造付家具があり、パーテーションの邪魔になる場合は、移設するか移設ができない場合は、新しい家具を設置します。
現場の状況によりますが、上記の工事範囲でしたら、工事費用はほぼ補助金で賄えます。
エアコンを各部屋に付けたいというご要望もいただきますが、補助金の範囲ではできないので実費をご負担いただくことになります。